脇や手足の異常な汗とは

女性

汗腺には、アポクリン腺とエクリン腺があります。アポクリン腺はワキガの原因となることで有名ですが、多汗症の原因となるのはエクリン腺です。エクリン腺から出る汗はアポクリン腺のものとは違ってサラリとしているのですが、多汗症の場合は暑くないときでも大量の汗をかいてしまうため、多くの患者が悩んでいます。この多汗症の原因には諸説ありますが、ストレスや元々の体質、ホルモンや食生活の乱れなどが挙げられます。エクリン腺の汗は元来あまりニオイはないのですが、多汗症になると大量の汗をかくために、ニオイが気になることもあります。脇のほかにも、手のひらや足の裏などが、びっしょり濡れるほど汗をかく例が多く見られます。最近では特に精神的な緊張から、多汗症の症状を訴える人が増えています。人の自律神経には、交感神経と副交感神経とがあります。交感神経は緊張しているときや活発に活動しているときに働きます。一方、副交感神経はリラックスしているときや休んでいるときに働くのです。多汗症の人は、交感神経の方が優位になりやすいといわれています。さらに女性の場合は、更年期によってホルモンバランスが変わることも、交感神経が活発になる要因のひとつとなっています。身内に多汗症の人がいる場合も、発症する可能性が高くなるとされています。現代の食生活は、昔のように地産地消に基づくスローフードではなくなっていることが多く、食のバランスの崩れてしまっている人が少なくありません。仕事や人間関係にまつわるストレスも、社会問題となるくらい一般的なものになっています。こうした状況下では、これからも多汗症の患者は増加していくことが予想されます。

多汗症になった場合、何科を受診すればよいのでしょうか。一般的には皮膚科や美容皮膚科、美容外科などで診療を受けることができます。皮膚科では、塩化アルミニウムの外用薬による療法や、手・足の場合は患部に微弱な電流を流す療法などが受けられます。美容外科では、脇の場合切開のほかにボトックス注射やレーザー治療などがあります。ボトックスはボツリヌス菌の毒素を弱めた薬剤で、これを注射することにより汗腺の働きを弱くするというものです。効果はだいたい半年程度となっています。クリニックによっては、高周波装置による新しい治療方式を導入しているところもあります。これは高周波を当てることで汗腺を死滅させるという方法です。ただ、これは両方の脇に施術してもらう場合、約30万円くらいの費用がかかります。一方ボトックス注射は、自費診療であれば約12万円くらいからのところが多いようです。ただし、条件を満たして「原発性腋窩多汗症」という病気であると診断されれば、健康保険の適用が受けられます。そうすると約3万円程度の負担で済みます。その条件とは、まず両脇に同じくらいの多量の汗をかくことです。また、その脇汗のために、日常生活に支障をきたしていることも必要です。頻度は週に1回以上です。それから、こういった症状が25歳以前から始まっていること、家族や親族に同様の症状を持つ人がいること、そして、睡眠中は脇汗がひどくないということです。多汗症の治療を検討する前に、これらの条件に自分が当てはまるかどうか、チェックしてみることをおすすめします。

発汗を抑える治療について

考える

手のひらや足の裏、顔などに大量の汗をかいてしまう人がいます。それは、多汗症と呼ばれる症状です。この症状が原因で日常生活に支障が出てしまっている場合は、医療機関で治療を受けるようにした方がよいです。最近では、ボトックス注射を用いる多汗症治療が高い人気を集めています。

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脇の悩める症状を解消

脇

汗を余計にかいてしまって、さらに臭いも気になる症状を多汗症と呼びます。特に女性は、いくら清潔感に気を付けてはいても、この症状に悩まされてしまう人もいます。しかし、このような症状は美容外科で充分解消していくことは可能なので、1度相談してみるのもいいでしょう。

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